SSLとは?
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みです。
通販サイトや旅行予約サイトなど、個人情報をやりとりする際に必要とされていました。
個人情報やり取りしないし必要ないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
あのGoogleが「SSL化してないホームページは検索の結果から外していく」と宣言しているんです。
2018年よりGoogle Chromeのバージョン68では、
SSLで暗号化されていないホームページにアクセスすると、
アドレスバーに「(SSLによる暗号化で)保護されていません」との文字列が表示されます。
それを追うように、各社のブラウザやスマートフォンでも、
SSL化していないホームページの閲覧の際に警告が出るようになっており、最新のAndroidでは表示すらされないようになってきています。
せっかくホームページを持っていても、警告の画面でお客様に見てもらえないのでは、ホームページを持つ意味がないですよね。
SSL化のメリットとは
- ホームページの安全性
- 信頼性
- SEO対策で有利
SSL化する事により様々なメリットがあります。
通販ページがなくてもお問合せフォームではお客様の個人情報の送信が行われます。
その際の通信を暗号化し、第三者からのデータの盗聴やパケットデータの改竄を防止できます。
また弊社の更新システムにログインする際も、SSL化していないと、パスワードの抜き取り等によってサイトが乗っ取られたりする可能性も出てきます。
またSSL化をすることで、SSL認証局という所から「SSLサーバー証明書」が発行されます。
この証明書がなりすましサイトではないことを証明し、閲覧される方の信頼性にも繋がります。
現時点では警告が出るのみですが、ある日突然見れなくなる可能性も防ぐことができるのです。
SSL化は必須
SSLに対する警告は日々厳しくなってきています。
最近のGoogleChromeのアップデートでは、
Chrome80(2020年2月5日リリース済み)
・「混在コンテンツの動画、音声を自動的にhttpsで接続し、読み込めない場合はブロック」
・「混在コンテンツの画像は引き続き表示されるが、アドレスバーに「保護されていない通信」と警告を表示」
GoogleのChrome81(2020年3月17日のリリース予定)では
・「混在コンテンツの画像も自動的にhttpsで接続し、読み込めない場合はブロック(ただし別ドメインまたはサブドメインに限る)」
つまりサイト全体をSSLしていないと、画像が表示されなくなったりという可能性があるので、個人情報をやり取りするお問合せフォームのページだけをSSL化しておけばいいというわけでもないのです。
タスケルの自社サーバーでは常時SSLと言って、ホームページ上の画像一つ一つにもセキュリティがかかっているので、ご安心ください。
とにかく今後、セキュリティ面では厳しくなってくるので、ホームページを作る際に必須となってるのです。